■掲示板に戻る■ 全部 最新50 1- 101-  

最後の17才

1 名前:ひとみ:2005/03/06 03:57m
6年経った今も私が本当に忘れなれない亡くなった恋人の話です。良かったら読んで下さい

2 名前:ひとみ:2005/03/06 04:09m
私が高校生17才の8月に最愛のタカシが事故で亡くなった。17才の若さで。本当に、まさか自分が、こんなに悲劇のヒロインになってしまうなんて思ってもみなかった。高校生とゆう、あの若さで、あんな深い恋愛が出来たのに、あの頃みたいに真っすぐ人を愛せる私は何処かに行ってしまった。思い出すとタカシに会いたくて、あの時に戻って人生やり直したくて涙が出てくる。タカシ、何処かで見てるの?姿が見えなくても良いから傍に来てほしいよ。

3 名前:ひとみ:2005/03/06 04:47m
今、彼氏が居てたり彼女が居てたり誰かを愛する気持ちを抱えている人。その相手の事を考えてみて下さい。会いたいって思って会いに行けば会える、声が聞きたくなって電話をすれば声が聞ける、メエルをすれば返信がくる、一緒に居れる事を当たり前に思ってませんか。けど、もし会いたい、声が聞きたいって、どれだけ思っても、その相手が急に自分の目の前から消えてしまったら、どううでしょう。「ずっと一緒に居よう」と今、強く誓い合っていても愛する人が永遠に自分の傍に居ると言う保障なんて無いと私は思う。例えば明日あなたの彼氏彼女が、あなたを愛したまま道路で何処の誰か分からない相手の不注意の事故に巻き込まれて望んでも居ないのに死んでしまったら・・・こうゆう事が起こるはずなんてない、とは言い切れません。明日の出来事の予測がつくなんて事ありません。もし愛する人の姿も声も何もかも奪われてしまったら、どうしますか。そう考えた時に私は愛する人と過ごす1分1秒を大切にしてほしいと思うんです。何かがあって後で後悔しても形のない愛に触れる事も何も出来ないのだから。「愛してる」の言葉や聞き慣れた自分を呼ぶ声。その全てが明日急に消え去るなんて誰もが考えたりはしないでしょうね。

4 名前:ひとみ:2005/03/06 06:07m
私がタカシを失った時、それまで築き上げてきたモノ全てが水の泡になってしまった。私はタカシと出会って変われたはずなのにタカシが居なくなった途端に出会う前以上、どん底に駄目な人間へと落ちた。私の中で今までで1番落ちた時期だと思います。タカシが死んだ事を受け止めれない。タカシが居ないと淋しい。淋しいって言っても返ってくる言葉もない。こんな思いしてるのにタカシは何で傍に来てくれないの。タカシの携帯は繋がらないのに狂ったように何度も、かけ続け、そのうち自分が1人きりになってしまっている事を実感しかけて恐くなり泣き叫び、そこらじゅうの物を投げたり足で蹴飛ばしたりして暴れる。精神的な病気に近かったと思う。どうする事も出来ない淋しさや不安から苛々が積もり暴力的、ヒステリー、万引き、薬に走った。薬を使用して気分が良くなると空を飛べる気持ちになると、よく聞いたものです。それとは少し異なりますが姿は見えないのに聞こえないはずのタカシの声が聞こえたり私の横にタカシの気配して私に話かけている錯覚にとらわれてしまって勝手に私1人で会話をして笑ったりして喋っているんです。ろくに眠らず薬をして目の下にクマを作り痩せてしまった私を心配してタカシが怒りにやって来てくれたんだと思っていたんです。こんな私の姿を見て両親は耐えきれない苦痛に怯え、そして涙を流していたそうです。タカシと出会って変われた私の姿を1番よく知っていた私の両親はタカシが亡くなって改めてタカシとゆう存在が私にとって、そして両親にとって、どれ程のものであったかを思い知らされたようでした。『彼が戻ってきてくれたら・・・』何度も思い、そして口にした言葉。けど、それは100%叶わない願いでした。

5 名前:ひとみ:2005/03/06 06:43m
私は小学生の時から人付き合いが苦手で、たいがい1人行動をしていました。当然回りの異性もガキっぽく見えて何の興味もなく恋愛への思いなんて全くありませんでした。高校を選ぶ時も誰も知らない所に行きたかったとゆう理由で、わざわざ通学に片道1時間半もかかる高校を選びました。この選択が1つの出会いを生んだのです。この後しばらくして私はタカシと出会うのです。私の高校で毎年しているとゆう10月のイベントの一般公開の日。この日は学校の生徒の紹介を受けた者であれば校内に入ってイベントに参加出来るとゆう事になっています。学校の生徒である私と紹介を受けてイベントに来ていたタカシ。これが私達の出会いです。

6 名前:ひとみ:2005/03/06 17:12m
『ひとみ、校内、一緒に回らん?』
クラスで仲良しのユリが私を誘ってくれた。けど、この人ごみの中をウロウロする気になんてなれず私はユリの誘いを断った。
『ゴメンやでぇ。ちょっと人ごみ苦手やから辞めとくー。中庭に居てるから何かあったら電話して』
こんなイベント別に何も楽しくないのに休めば良かったゎ、と後悔した。軽くおなかも空いたので校内の出し物を見に行き、たこ焼きと雑誌を買って中庭のベンチに座った。私は、この場所が、お気に入りだ。静かで太陽の光が当たって凄く気持ち良くて、よくここに来ている。ポカポカして良い気分になってきた時、誰かが近づいて来た。振り向くと他のクラスの男と生徒じゃない私服の男が何人か歩いている。金髪で、いかにもヤンキーみたいな集団だ。不思議そうな顔で、こっちを見ながら私の後ろを通り過ぎた。と思ったらイキナリ声をかけてくる男がいた。

7 名前:ひとみ:2005/03/06 17:50m
『1人でシケてんなー、友達おらんの』
『・・・。』
あーあー、こんな所でナンパとかすんなよダルイゎぁ。
『ツレのやつら女ひっかけに行くゆうたから俺チョットここで待ってようと思って』
『は?てか自分もナンパしてるやん』
『1人で退屈そうやったから、ちょうど良いやん』
何こいつー・・・1人で淋しそうやったとでも言いたげな感じやなぁ。
『うっさいねん!!1人で居たいから居てるんやろ。どっか行ってや』
『ツレにここで待ってるって言ったし無理やわ』
『あっそ!じゃあウチが失礼するわ』
私は、その場を立ち去った。

8 名前:ひとみ:2005/03/06 23:02m
『何か変な金髪にナンパみたいなんされたし』
『マジでぇ!?』
『逃げたったけどな』
『ひとみナンパ嫌いやもんなぁ』
ユリと話ながら正門へと歩く。正門を出ると、すぐ前にローソンがある。何やら、うちの学校のイベント後のせいか人が集まっているのが見えた。視界に入れないよう足早に歩いた。
(もしかして・・・)
一瞬チラッと目をやると、やっぱり。あの金髪男が居て、こっちを見て笑っていた。

9 名前:ひとみ:2005/03/06 23:30m
『ほら、あいつ』
『あぁー、あれかぁ・・・』
彼は、やたら真っすぐ私の方を見ていた。一瞬目が合った時、何故か彼は、とても優しい目をしていた。彼の視線を感じたまま私は目を合わさずに通り過ぎた。

10 名前:ひとみ:2005/03/06 23:42m
この日以来、下校する度いつもローソン前に彼が居るようになった。そして私を見ると手を振ってくるのだ。
『また居てるやん』
『ヒトミの事が気になってるんちがうん』
ユリが言う。
『さぁ・・・』
ユリと、こうゆう会話をするのも、もう3日目になる。

11 名前:ひとみ:2005/03/07 00:00m
(あー、今日帰り1人やし、またあの男居たら、かなり嫌やわ・・・)
嫌な気分をよそに相変わらず彼は居た。1人で歩いてる私を見つけると仲間の輪を抜けて、こっちに向かって歩いてきた。。一体何なのかサッパリ分からない。問い詰めると彼が、こう言った。
『話がしたい、それだけ』

12 名前:ひとみ:2005/03/07 00:32m
結局彼は駅まで付いてきた。学校から駅まで歩いて約15分。口を閉ざし気味な私に彼は普通に話かけてくるのだ。ただ話したいだけって何なのか意味が分からない。
別れ際・・・
『俺、明日から仕事するから、もう学校前に居る事なくなるから』
『ふぅーん、じゃ』
私は足早に改札を通り抜けた。

13 名前:ひとみ:2005/03/07 05:02m
(何なの本間に。毎日あんな所に居られたら帰る度に憂欝な気分なるっつーのに。居ない方が気楽やわ)
電車に揺られ無意識に窓の外の景色を眺めながら私は、そう思った。

14 名前:ひとみ:2005/03/07 05:22m
その日の夜、私はユリに電話をした。
『本間のただのナンパなら遊びに誘ったり連絡先聞いてきたりするもんやしなぁ。今度もし会った時は、もう少し話してみたら??』
ユリは彼が私に気があるんだと興味深々みたいだ。
『んー、もし会ったら、そん時考えるわ』
多分もう会わないだろう。私の愛想なし態度に彼も、こりたはず。

15 名前:ひとみ:2005/03/07 05:39m
それから彼を見る事はなくなった。今日で5日目になる。ユリは部活で帰りが別々なので私は1人で帰る日々だった。正門を出ると真っ先にローソンに目をやってしまう。心の奥で、また会える事を期待しているんだろうか。彼の行動が今になって凄く気になりだしている自分が居た。もし今度また会えたなら、その時は、もう少し話をしてみよう・・・

16 名前:ひとみ:2005/03/07 05:55m
更に3日が過ぎた。今日は朝からパラパラと雨が降っている。雨の日って物凄く学校に行くのが嫌になる。しかも朝早くに出るから寒いうえに雨なんて最悪。だから私は雨の日は、たいがい遅刻してしまうのだ。今日は3時間目に間に合うように行けばいい。何か授業の実習でカップケーキを作ると言っていたから私は結構楽しみにしていた。

17 名前:ひとみ:2005/03/07 06:04m
私は料理を作ったりするのが好きで実習中もユリや他の子達とワイワイしながら作業にとりかかった。出来栄えは完璧。家に帰って、また食べようと思い何個かを取り置きしておいた。

18 名前:ひとみ:2005/03/07 06:20m
午後の授業が終わり皆ゾロゾロと下校する。私はユリの部活の後輩を含めた何人かと、しばらく話をした後1人で学校を出た。雨はスッカリ上がったみたいだ。グランドを走っているユリ達に声をかけながら手を振り私は正門を出た。と、私は固まってしまった。門のすぐ前に、あの彼が居たのだ。

19 名前:ひとみ:2005/03/07 06:30m
久々の会話・・・
『俺には無愛想やのに、あんな風に笑ったりできるんや。相当嫌われてるなぁ俺』
『何しにきたん』
『今日仕事休みやから久々に来てみた』
『まさか今日も駅までついて来るつもりなん』
『もちろん。けど、その前に、そこのマクド行って何か食わんか?』
『おごりなら行ってもいいで』

20 名前:ひとみ:2005/03/07 06:40m
彼はニッコリと笑って歩きだした。何で彼の誘いを断らなかったのかは分からない。けど嫌じゃなかった、これは確かだった。私は彼が何を考えているのか探ってやろう、そんな気になっていた。『何にする?』
『フィレオフッシュのセットでオレンジジュース』
注文を済ませ階段を上がり席に座った。

21 名前:ひとみ:2005/03/07 06:50m
『話するんも拒否られてたのに、やっと1歩前進やわ』
『うちは、おなか空いてたから付き合っただけやし』
『俺タケシってゆうねん、自分は?』
『ひとみ』
こんな感じで私は彼と会話を始めた。

22 名前:ひとみ:2005/03/07 07:09m
『タケシ??』
『はっ、タケシやなくてタカシやし』
『タケシゆうたやん』
『自分もしかして耳遠いんちゃうん』
こんな調子だ。タカシは16才で私とはタメだ。私は早産まれで当時まだ15才だった。タメのわりには年上と話しているような感じで、だんだん会話が弾んできた。

23 名前:ひとみ:2005/03/07 18:18m
彼と話した、この短い時間で好意を持つようになっていた。彼の魅力を凄く感じるのだ。もっと話して彼を知りたい。そして、お互いの連絡先の交換をした。帰りは、やはり駅まで送ってくれた。
『あ、そうや。コレあげる。んじゃね』
私は今日実習で作ったカップケーキの入った紙袋を不思議そうな顔をしている彼に渡し、その場を去った。

24 名前:ひとみ:2005/03/07 18:36m
家に帰って、しばらくして電話が鳴った。彼、タカシからの着信だった。
『アレ食ったで。マジうまかったわ、ありがとうな』
こんな風に礼を言われて何か少し嬉しい気分になった。
〈今度1回ゆっくり遊ぼう〉
私達は、そう約束した。タカシと私の距離がグッと縮まって行くような気がした。

25 名前:ひとみ:2005/03/07 18:50m
私は今日の事をユリに全て話した。
『もしかしたら、ひとみの運命の人やったりしてなぁ』
ユリが笑いながら言う。
『いやいや、そんな簡単に運命とか無いし』
この頃の私は運命とか、そうゆうモノ、あまり信じなかった。けど私は彼にひかれていた。目を真っすぐに見て話をする所。表情豊かな所。そして、たまに凄く優しい目で私を見ている所。その目が1番魅力的だ。タカシの事もっと知りたい・・・。あぁー、私どうしちゃったんだろう・・・

26 名前:名無しさん:2005/03/11 20:38m
君は一人で何がしたいん?

27 名前:名無しさん:2005/03/17 05:16m
つづきは?こぅゆぅ話っていっつも中途半端で終ゎりすぎ

28 名前:名無しさん:2005/03/17 09:59m
http://we-g.jp/bbs.php夜遊び小説

29 名前:ひとみ:2005/03/17 18:00m
明日から4日間テストが始まる。けど私は勉強なんかしない。たいして勉強しなくても点数とれるようなレベルの低い学校だったから。テスト中でも勉強なんかせずにバイトしたり遊んだり回りの皆も、そんな感じだった。せっかくの時間を勉強なんかで潰すのは凄くもったいない気がする。もっと別な事に時間を費やしたい。例えば好きな人と一緒に居るとか。

30 名前:ひとみ:2005/03/17 18:13m
タカシと連絡を取り合ってかれこれ1ヵ月以上経つ。私は毎日のように連絡を待っている状態になった。1日でも声が聞けないと眠れない。タカシは朝から仕事をしてるから疲れて寝てしまってるんだろうなぁ、と思う反面それでも寝る前に私の声が聞きたいと電話をかけてきてほしかった。声が聞きたいとか会いたいとか私の期待してるような言葉など一切出てこない。待っているのは私だけ・・・??今晩は声が聞けるのかな。

31 名前:ひとみ:2005/03/17 18:36m
電話がなった。タカシだ。何回かコールが鳴った後に電話に出た。すぐに出たら、いかにも電話を待っていたって感じがして嫌だったから。
『ひとみ??』
久しぶりにタカシの声が耳元で聞こえる。
『どした?元気なんか!?』
『あ、うん。』
『そうかぁ』
私は早くタカシに会いたかった。そして勇気を振り絞って言葉にした。
『明日から4日間テストで昼前に学校終わるから会える日ない・・・??』
『テスト中やのにいいんか?』
『うん。まぁ適当にしてるから』
『ほなぁ明後日なら仕事休みやし学校まで迎えに行ったるわ』
やった・・・!!めちゃ久しぶりに会える。勇気出して誘って良かったぁ。もうテストなんて、どうでもいいわ。私の頭にはタカシの事しかなかった。

32 名前:ひとみ:2005/03/18 21:49m
テスト1日目。今日は2時間まで。テスト用紙は時間内の半分経った辺りで、うまった。後は終了のチャイムが鳴るまで寝るだけ。こんな感じで、あっというまにテストは終了。今日は、さっさと帰って寝てしまおうっと。帰りの電車の中は同じくテスト期間中の他校の生徒が真面目に教科書なんか読んでいる。

33 名前:ひとみ:2005/03/18 21:57m
家に帰って来ると、お母さんは買い物中らしく誰も居なかった。布団に潜りながらテレビをつけた。しばらくして眠気に襲われテレビの音も遠ざかっていき深い眠りについた。

34 名前:ひとみ:2005/03/19 19:13m
どれくらい経ったんだろう。体を揺すられて意識が戻った。
『御飯作ったから食べや』
目を開けると、お母さんだった。時計を見ると眠りについてから2時間弱しか経っていなかった。
『あんた携帯鳴ってたで』
カバンの中に携帯を入れっぱなしにしたまま玄関に置きっぱなしにしていたので全く気付かなかった。何件か着信が入っている。
『ユリ・・と、タカシか』
タカシの着信が3件程入っていた。私は、まずユリに電話をかけた。

35 名前:ひとみ:2005/03/19 20:34m
何回かコールを鳴らしたがユリは出なかった。ま、何か用事があれば、またかけてくるだろうと思い次はタカシにかけてみた。 が、タカシの方も出ない。
(仕事中かな・・・ま、仕方ないか)
眠気も覚めて退屈になった。あ、髪の毛切りに行こう。ここ最近髪の毛も伸びてきたから切ろうかと悩んでいた。今までずっと伸ばしていたから思い切って肩上までバッサリ切ろう!!私は本屋に行って雑誌をめくり散々迷った結果、私が決めたのは前下がりのボブだ。その雑誌を買って美容院に走った。カットのついでに根元が黒くなっていたから毛染めとトリートメントもしてもらた。出来上がりは短すぎず可愛い感じで、とても気に入った。風が吹いたらサラサラなびいて凄く良い感じ。イメチェン成功だ。

36 名前:ひとみ:2005/03/19 21:01m
家に帰ってきて部屋で漫画読みながら寝転んでるうちに夕方になってタカシから電話かかってきた。
『おう、今仕事終わったんや』
『そうなん。お疲れ』
『昼休憩の時に電話したんやけど何かしてたんか?』
『何もしてないけど寝てた』
『そうか。んで明日は何時に行ったら良いんや?』
『明日12時前かな』
『 分かった。会うのマジ久々やな。』
『うち髪切ってイメチェンしたから感想聞かしてな』
『おっしゃ。んじゃ明日とりあえずテスト終わったら電話してくれや』
『分かった。また明日』
電話を切った。

37 名前:ひとみ:2005/03/19 21:06m
この日の晩、私は念入りに髪の手入れをして早めに眠った。

38 名前:ひとみ:2005/03/19 21:22m
朝になり目が覚めた。昨日早く寝たおかげで目覚めが良い。髪をブローしメイクはカーラーとマスカラで仕上げたパッチリな目元、口元はグロスと、いつものように手短かに済ませる。今日はいつもより寒かった。私は普段より厚めのルーズソックスをはき制服の上にパーカーを羽織って家を出た。

39 名前:ひとみ:2005/03/19 21:41m
学校に行くと私のイメチェンは好評だった。普段から全く関わらない男子の視線も感じる。私はそんな視線に気付かないフリをする。それよりもタカシに会える事で頭がいっぱいだ。早くテストなんか終わってしまえー・・・!!

40 名前:ひとみ:2005/03/19 22:03m
1時間が凄く長く感じる。今か今かと終了のチャイムを待つ。約束の時間が近づくにつれて緊張感が増してきてテストなんか集中してられない。全てのテストが終わると一気に解放感で満たされた。急いで帰る準備をしながらタカシに電話した。タカシは正門の傍で、もう待っている。ゆりにカラオケに誘われたのを断り私は走った。
『タカシ!!』

41 名前:ひとみ:2005/03/20 02:26m
『タカシ、久しぶり!』
私はタカシの所まで走った。
『髪の毛短くなってるやん』
『うん。前と今どっちが良い?』
『俺は今の方が良いな』
目を細くして笑った。その笑顔につられて私も笑った。

42 名前:ひとみ:2005/03/20 13:23m
しばらく会っていなかったので凄い嬉しかった。けど、その感情を出さないように押さえた。話をしながら駅まで、ゆっくりと歩く。タカシが私の歩く速さに合わせてくれているのが分かる。私達は、これからミナミに向かう事にした。

43 名前:ひとみ:2005/03/22 02:31m
電車に乗り隣同士に座った。タカシの顔が凄く近い。恥ずかしくて下を向いた。
『ひとみ?』
タカシが私の頭の上にポンッと手を置き顔を覗き込んだ。
『何考えてた?』
『・・・何もないよ』
本当はタカシ、あんたの事考えてたんだよ・・・。タカシの 目を見つめて胸の奥でつぶやいた。

44 名前:名無しさん:2005/03/27 02:50m
続きがすごく気になりますぅ(>_<)

45 名前:名無しさん:2005/03/28 07:14m
気になる気になるォがんばってくださいニ

46 名前:ひとみ:2005/04/25 22:34m
携帯なくして、このサイト探すの苦労しましたォォやっと見つけれたから、また書いて行くので見て下さいぃぃ奠・

47 名前:ひとみ:2005/04/25 22:51m
平日のミナミゎ休日に比べるとガランとしている。
『とりあえずミナミゆうたらアメ村やゎな』
すぐそばのコンビニで適当に食べる物を買って三角公園に行って並んで座った。お互い、あまりお金がなかったから、たいした遊びは出来なかったけど好きな人となら何処で何をしようが一緒に居る事だけで良いぬだ。別に何処行って、あれしたい、あれ見たいとか全くなくて道を歩いてるだけでも、かなり幸せだった。

48 名前:ひとみ:2005/04/25 23:03m
初めて男の人とデートらしいデートをした。今はもう無くなっているのかな、あの雑貨屋さん。変な置物や帽子が沢山あって手当たり次第にかぶって、おおウケしたり、あの日の事を今思い出すと私は本当に純粋だった。

49 名前:ひとみ:2005/04/27 02:28m
急激に人を好きなっていく気持ちに少しも迷いを感じなかった。タカシを好きだと思う気持ちを止められない。けど私はまだ知らなかった。人を好きなるのは、好きな気持ちが大きければ大きい程その人を失った時の痛みといったら、とても残酷で、そして耐えれない位に味わう苦痛は本当に地獄にでも突き落とされたような気分だ。幸せな日々は続かない。たとえ、そう願っていても私の幸せは、そう長く続かなかった。そんな事も知らない、あの頃の私は今は居ないタカシとの思い出となる8ヵ月間の日々を、これから2人で過ごして行くんです。

50 名前:ひとみ:2005/04/27 02:58m
それから、しばらくして私がタカシの彼女になるのに時間はかからなかった。私はタカシの彼女になるのです。
12月24日。
私とタカシが付き合った記念日。

51 名前:名無しさん:2005/04/29 04:49m
早くッミ

52 名前:ひとみ:2005/04/29 23:50m
12月24日。
本当に寒かったのを、よく覚えている。私はタカシの家に行った。今年はタカシの家族と一緒にクリスマスパーティーだ。タカシの両親は母親と妹とゆう構成で父親は昔病気で亡くなったとゆう話はタカシから聞いていた。タカシの母親は、とても華奢だった。そして、その細くて小さい手は、とても温かかくてタカシと同じような優しい目をした。言葉は無くても私を歓迎してくれているのを感じれた。

53 名前:ひとみ:2005/04/30 00:05m
さっそくキッチンに案内された。タカシのお母さんが準備をしながら私達に話かける。
『最近タカシが自立しだしたのは ひとみチャンと知り合ったからやったんねぇホンマろくでなし息子やったんよぉ』
タカシは暴走族に入っていて何かと警察に世話になっていたらしい。けどタカシのお母さんの、その言葉を聞いて私は妙に嬉しかった。自分の存在で誰かが更生して行く・・・それは大きな自信になりつつあった。おいしい料理たくさん食べて楽しい会話、初対面なのに溶け込める程に温かい家庭だった。時間なんて、あっという間に過ぎていく。

54 名前:名無しさん:2005/04/30 08:19m
続きがめっちゃ気になるゎぁww(*^□^*)

55 名前:ひとみ:2005/04/30 22:36m
楽しい時間は、あっとゆうまに過ぎた。私はタカシの家族に見送られ家をあとにした。メットを被せられ私はタカシのバイクの後ろに乗り、そして走りだした。あと、もうすぐしたらタカシとも、お別れしないといけない。また会えるのは分かっているのに、どうしてこんなに淋しくなるんだろう。冷たい風で体が一気に冷える。タカシの背中をギュッと抱いた。

56 名前:ひとみ:2005/04/30 22:54m
着かなくてィィのに気付くと、もう私の家は近かった。
『タカシ今日はありがとう』
『あ、ちょっと話しよか』
『うん』
近くの公園に行ったものの、お互い無口になっていた。私はタカシが口を開くのを待っていた。何だか凄く気まずい雰囲気になってきた。
そんな中タカシが沈黙を破った。
『俺ひとみが彼女になってくれたらメチャ嬉しいねんけど』

57 名前:ひとみ:2005/04/30 23:17m
『えっっ』
『俺ひとみが一緒に居てくれたら何でも頑張れるわ。やから一緒に居てくれへんか』
『え・・・』
『ひとみは俺の事どう思ってんのや?俺とは恋愛出来やんか?』
『好きやけど・・・けど男と付き合った事ないから、どうしてィィんか分からんねん』
『そんなん今までみたいに普通にしてたらィィんちゃうのん』
『え、うん』
『俺の女なってくれるか?』
『うん、なる』
『うちの事大事にしてくれるん?』
『大事にする、絶対傷つけへん。』
『絶対やで約束やで』
『約束や』
タカシの腕に力強く抱き締められた。大好きなタカシとの最初のキス。絶対に忘れないよ・・・。

58 名前:ひとみ:2005/05/02 15:36m
それ以来タカシと過ごす日々が始まった。2度目にタカシの母親に会った時、凄く喜んでいたのを覚えてる。もちろん私も自分の両親にタカシを紹介した。タカシは私の父に私と出会う前の事など全て隠さずに話した。そして私と出会って変わった事。タカシの事を認めてくれ、お互い親公認の付き合いになった。毎日楽しくて笑顔の耐えない日々が続いていた。

59 名前:ひとみ:2005/05/02 15:53m
自分の子供が変わって行く姿を両親はどんな気持ちで見ていたのだろう。仏壇に飾られた夫の写真を眺めながら涙を流す日々が続いたタカシの母。 何故かイジメの標的にされ、いつしか人付き合いを好まず全く心を開かない、そして何事にも無関心で気力がなく何をするか分からないような私を、ヒヤヒヤしながら見ていた両親。私とタカシの出会いに感謝したのは私達だけでなく両親もだった。そして願う事は同じだ。このまま平和な日々が続いて行くようにと・・・。

60 名前:ひとみ:2005/05/02 16:14m
生きてる事が幸せとゆう実感、生きて行く希望、自分の存在の大切さ、自分を愛する人達の大切さ、自分が愛する人達の大切さ、誰かを必要とする事、そして心から誰かを愛するとゆう事を。これがタカシと出会って私が学んで行く事の全てだ。

61 名前:ひとみ:2005/05/04 18:57m
タカシとの思い出は数えきれない。一緒に年を越した事、タカシの家族と私の家族みんなで迎えた2月20日の私の16才の誕生日。タカシのお母さんが作ってくれたフルーツが沢山のったケーキおいしかったなぁ。タカシにプレゼントされた指輪も今考えると高価ではないけれど私にとっては、どの指輪よりも価値のある宝物だった。今じゃ、その指輪も年月が過ぎ指のサイズも合わなくなりスッカリさびついて色あせている。

62 名前:ひとみ:2005/05/04 19:12m
楽しい時もあったがケンカも耐えなかった。私は極度のワガママではなかったが気に入らない事があるとダダをこねて、よくタカシを困らした。言い合いになってタカシに怒られると、そのうちに私が我慢出来なくなってビービー泣きだすパターンだ。私が泣きだすとタカシは優しかった。ワンワン泣きだした私の頭を優しくなでながら、なだめてくる。そんなに優しくされたら私も素直になって自分の間違いを認めて反省するのだ。タカシは私の事を何でも分かっているような感じだった。だから私もタカシに全てを見せれた。

63 名前::2005/05/14 23:25m
続き早くみたいですモ

64 名前:ひとみ:2005/05/16 20:38m
私は弱くて、なのに強がりで、いつも本当は淋しくて誰かに抱き締めてもらいたかった。自分の強がりの鎖を優しく解いて全てを包んで欲しかった。ずっと待ってた。そして、やっと出会えた。そして私は手に入れた。きっと、いや間違いなく、これが真実の愛なのだ。

65 名前:ひとみ:2005/05/16 20:51m
タカシに抱かれながら何度確かめあったんだろう。そして何度思っただろう。
《愛してる、一生離れない・・》
今以上に、もっともっと想像出来ない位この愛に溺れて行く。私達2人で1つなのだ。離れるなんて事なんて出来ない。これから先2人で人生を共にして行く。私達の運命は、もぅ決まっている。

66 名前:名無しさん:2005/05/22 23:19m
はやくかいてぇ〜(>_<)めっちゃ泣きましたぁぁ

67 名前:ひとみ:2005/05/23 19:44m
タカシと出会って一緒になってから寒い冬を過ぎ、季節は春になった。ピンク色の桜の花びらが暖かい風に吹かれて宙を舞っている。私の1番好きな季節だ。私は無事に2年に進級できた。残念ながら親友のユリは1組、私は3組と別々になってしまった。ユリはタカシと出会ってから私が変わった事を喜んでくれている。私を見ていて自分も恋をしたくなった、だいぶ前に私にそう話してくれた。

68 名前:ひとみ:2005/05/23 19:52m
その後も私はタカシに支えられながら学校も真面目に行き勉強も頑張った。私もタカシを支えた。私達の絆は日々深くなっていく。タカシは出会った時よりも、はるかに逞しい男になっていた。私を第一に考え優先してくれ私を引っ張って守ってくれようとしているのが伝わってくるのだ。

69 名前:ひとみ:2005/05/23 20:02m
6月のタカシの誕生日はラブホテルに泊まって2人きりで過ごした。その時に私は毎月のこづかいを貯めて買ったプレゼントの指輪を渡した。私は自分の誕生日の時にタカシに指輪を貰ったので、おそろいじゃないけど。それとキティちゃんの、お揃いの携帯ストラップ。私が赤でタカシは青。

70 名前:ヒトミ:2005/05/23 20:15m
『タカシの方が先に17才になってしもうたなぁ』
『ホンマやな。俺の方が1コ先輩やな。ヒトミはこの前やっと16やったとこやもんなぁ』
『来年のタカシの誕生日も祝ってあげるしな』
『そやな。俺も次またヒトミの誕生日きた時ビックリする事したろ』
『ずっと一緒に居よな』
『おう』

71 名前:ひとみ:2005/05/23 20:20m
『ヒトミって何か赤って感じするよなぁ』
お揃いの携帯ストラップを見ながらタカシが言った。もともと赤が好きで服や小物など何かと赤を選んでいたが特に好きとゆうだけで気にしなかったが、その日から赤は私の色になった。

72 名前:ひとみ:2005/05/23 20:33m
6月15日。
タカシ17才の誕生日。
これがタカシの最後の誕生日になりました。

73 名前:ひとみ:2005/05/23 20:45m
あれこれしてるうちに夏休みに入り夏本番だ。タカシが仕事してる間は退屈なので私も家の近くのスーパーのレジ打ちのバイトを始めた。タカシの仕事が終わると、いつも会いに来てくれるのだか今日は仕事がいつもより長引いてしまったから明日にしようって言われた。家も遠いしタカシは毎朝早いし明日会いに来てくれるってタカシが言ってくれてるんやから我慢しないとダメだって分かっているのにワガママ言って困らせたらダメなのに・・・

74 名前:ひとみ:2005/05/23 20:50m
ワガママ言って困らせてケンカした後は、いつも以上に会いたくなる。タカシは分かってくれていた。ただ私は、とても淋しくて会いたくて会いたくて仕方ないって事を。明日タカシに会えるから、そしたらイッパイ抱き締めてもらえるから、だから淋しいのは我慢するよ、タカシ。

75 名前:ひとみ:2005/05/23 21:00m
約束通り次の日タカシは仕事を終えると真っ先に会いに来てくれた。1日会えないとタカシも淋しくて恋しくなるのかな。会うなり私をキツク抱き締めて何度も優しくキスしてくれた。そして私の事を物凄く愛しい目で見つめる。ありがとうタカシ。私これ以上ないって位にタカシの愛を感じるよ。今ホントに苦しい位そう思うよ。涙って悲しい涙ばかりじゃないんだね。今、私とても嬉しくて嬉しくて涙が溢れてきて止まらないよ。

76 名前:ひとみ:2005/05/23 21:14m
『帰ったら、また電話するからね』
キスして抱き締めた。これが最後にタカシが私に発した言葉になった。タカシの温もりを感じるのも最後になった。この時を最後に運命は私とタカシを引き裂いてしまった。タカシの声、腕、胸、唇、笑顔も優しい目も髪の毛の1本すら触れられなくなってしまった。失ってしまった。奪われた。ついさっきタカシと私は、一緒に居て抱き合ってキスしていたのに。幸せ実感していたのは夢・・・??
悪魔が下りて来た。

77 名前:ひとみ:2005/05/24 19:59m
タカシと別れた後、帰宅の連絡の電話を待ったが、なかなか連絡がこない。かけても繋がらない。
(え、何でなん)
タカシに何かあったんじゃないだろうか。不安が襲う。そして11時半過ぎ頃に電話が鳴った。
(あれ・・・??)
タカシの携帯からではなく家からの番号だった。

78 名前:ひとみ:2005/05/24 20:02m
悲劇の始まりは、この1本の電話から始まった。

79 名前:かず:2005/05/26 03:43m
続きがバリ気になる!!! 途中荒らしみたいなん入ったけど、ホンマにぇえで!めっちゃおもしろい?…ぅーんと、てか泣きそうになる!サイトの中でも一番上手に文書けてるし!すっごいで!?てかスゴいデス・・・早く続きが読みたいです♪出来たら、、ハッピーエンドの。。。

80 名前:ひとみ:2005/05/26 18:59m
ありがとう。メッチャ嬉しいぃぃ捧般ッピーエンドかは、まだ秘密やけど、まだ話は続くから読んで下さいねョ

81 名前:名無しさん:[2005/5/28 1:6:6]m
早くぅッメォ

82 名前:ひとみ:[2005/5/29 8:40:50]m
何回書き込んでも何故かエラーになるので、また日を改めて続きを書きますミミ

83 名前:ひとみ:[2005/5/30 20:10:15]m
『もしもし?』
電話の主はタカシの妹だった。受話器の向こう側で誰かが泣き叫んでいる。胸が騒いだ。タカシの妹は小さく震える声で話し始めた。

84 名前:まぃ:[2005/6/1 20:7:3]m
この小説かなりハマってぃつも見てます☆続き楽しみに待ってます♪(w^ε^w)

85 名前:巣Eェイ ◆WAY/7Fr3EA:[2005/6/1 22:10:41]m
よみてョ

86 名前:ひとみ:[2005/6/8 18:48:8]m
何回しても書き込み出来ないソ続き書きたいのにぃl

87 名前:ひとみ:[2005/6/9 13:56:13]m
『えっ・・・』
息が止まった。返す言葉も失っていた。タカシの妹が私に告げた言葉は、あまりにも残酷なものだった。

88 名前:るいじ:[2005/6/19 17:32:34]m
しぬとかは漢字で書いたらエラーになりますよ!

89 名前:名無しさん:[2005/6/20 13:24:4]m
早く読みたい‐

90 名前:ひとみ:[2005/6/21 6:43:12]m
『たった今連絡があって、お兄ちゃん事故にあったって・・・もう手遅れ状態って・・・』

91 名前:ひとみ:[2005/6/21 6:49:33]m
何が起こったのか理解出来なくて頭が真っ白になっていた。
(何て・・・?タカシが事故・・・?)
恐ろしくて全身の震えが止まらなかった。

92 名前:ひとみ:[2005/6/21 14:40:56]m
パニックになりながらもタカシの居る病院を聞き出し電話を切った。私は事情を話し親と共に家を飛び出し病院へと車を走らせた。頭の中で色んな事がグルグル駆け巡っていた。助からないって、どうゆう事・・・。有り得ない、そんな事絶対に有り得ない。

93 名前:ひとみ:[2005/6/21 14:58:40]m
病院に着いてタカシの親の所へ辿り着いた。私を見つけるとタカシの母親は泣きながら私に、すがりついてきた。髪は乱れ目は真っ赤に腫れ上がり泣き声は苦しい位にかすれている。
『あの子まで失ったら私もう・・・タカシ助けて。あの子を助けてー・・・』
そして私の足元に崩れ落ちた。タカシの母親は二度も大事な人を失う怖さに完全にパニック状態になっていた。タカシの父親の次はタカシまで奪うというのか。タカシの母親の姿を前にして私は涙を流す事が出来なかった。

94 名前:ひとみ:[2005/6/21 15:11:14]m
私が病院に駆けつけた時点でタカシは既に他界していた。そして医師の案内を受けタカシの最後の姿に会いに行った。タカシの体は小さく縮んでいて顔は別人になっていた。恋人のこんな姿を見なければいけないなんて・・・。うちらが一体何したってゆうの。どうして、こんな酷い目に・・・。それまで我慢していた涙が一気に溢れてきた。涙が止まらなかった。

95 名前:ひとみ:[2005/6/21 15:23:0]m
タカシは二度と目を覚まさない。どんなに名前を呼んでも返事はない。何もかもが終わった。タカシは、もう居ない。私これから、どうしたらいいの。タカシお願い、戻ってきて。神様、お願いやから私からタカシを奪わないで・・・。

96 名前:ひとみ:[2005/6/22 15:32:41]m
その後タカシの葬儀などでバタバタする日が何日か続いた。現実を受け止めなければいけないのは分かっていた。なのに私は、どうやってもタカシにサヨナラ出来なかった。大事な人を失ったショックは大き過ぎた。辛くて寂しくて恋しくて、やりきれない毎日だった。タカシの事故で私はタカシの家族とも別れる事になった。タカシの葬儀が終わって、しばらく経ったある日、私はタカシの母親に、こう言われた。

97 名前:ひとみ:[2005/6/22 15:42:52]m
ある日私はタカシの家に呼ばれた。そして、こう言われたのだ。
『もう私達家族とは縁を切ってほしい』
タカシの母親は私を見ているとタカシの姿を思い出して辛くて、たまらなくなるそうだ。タカシのそばには、いつも私が居たから。タカシの母親は、あの事故以来、精神的に不安定に陥っていた。私は何も言えなかった。そして静かに家を出た。

98 名前:ひとみ:[2005/6/22 16:1:2]m
タカシの家を出て呆然としながら、ゆっくり歩き出した。けど悲しくて涙が、どんどん溢れて止まらなくて、その場に座り込んだ。ついこの前まで皆で幸せな日々を過ごしてたのに今どうして、こんなに辛くて悲しくて虚しいんだろう。いつも笑い合っていたのに。 どんなに目が腫れ上がる位に泣いても涙は涸れる事を知らない。私はその晩タカシの服を抱きしめて夜通し泣いた。うっすらタカシの匂いが残っている。タカシの匂いに包まれて抱きしめられてる姿を想像するが現実に返ると余計に虚しくなった。そして、また更に涙が溢れてくる。タカシの服は私の涙で、ぐっしょり濡れていた。

99 名前:ひとみ:[2005/6/25 22:11:25]m
泣いて泣いて翌日も、その次の翌日も私は泣き続けた。十分な水分も取らず食欲も湧かず状態の私は肌はガサガサになり日に日にやつれていった。

100 名前:ひとみ:[2005/6/27 18:8:17]m
タカシが居なくなって家に引きこもるようになり私は薬に走るようになってしまった。薬を手に入れる時だけ外出し、あとは家にこもりっぱなしだった。もぅ毎日毎日この辛さに耐えられなくて…。もう何もかもが、どうでも良くなっていた。私が今生きてる意味も分からなかった。

50.05 KBytes   2ちゃんねる使っていない2ちゃんねる風掲示板 Now available!!
続きを読む

掲示板に戻る 前100 前10 次100 次10 全部 最新50  
名前: E-mail(省略可):

(C) read.cgi (Perl) ver3.7 http://www.toshinari.net/(07/01/15)