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〜彼と私の3ヶ月〜

1 名前:☆唯☆:2006/3/24 4:29:35.
私と彼の実話です。

2 名前:☆唯☆:2006/3/24 4:37:0.
別に何か、したい事とか夢があったわけじゃない。
ただ、毎日A仕事してゴハンを食べてお風呂に入って寝る。そんな日々を、ただ繰り返していただけ…

彼と逢うまでは…

3 名前:☆唯☆:2006/3/24 5:39:58.
負けず嫌いで、気の強い私は、上司や同僚とのケンカが多く、仕事が長続きすることは無かった。
でも今回は、めずらしく半年以上、揉め事も無く、楽しい気持ちで働いていた。
中学卒業後、高校に行きもせず、常識が無かった私を『何でも言うてくれて、逆に、やりやすいわ』と言ってくれたのが今のバイト先の店長、慎蒔(シンジ)さんだった。
店長には、きついことを言われても、それほどイライラせず素直に受け入れる事が出来た。

4 名前:☆唯☆:2006/3/24 10:30:45.
小さな手づくりケーキの喫茶店。私は残ったケーキを店長とバイト仲間の皆で、他愛もない話しをしながら、ほうばるのが日課になっていた。仕事が無い日は友達を誘って行くほど、そこは居心地が良かった。

と言うより私は店長に恋をしていた。
優しくて大人で、ドンドン引かれていった。

でも、私は店長に告白することは無かった。理由は色々あった。@つは店長と私の年の差だった。私と店長は27才も歳が離れてた。相手にされるわけがないって気持ちが強かった。
でも1番の理由は、従業員の控室のテーブルに飾られている写真立てだった…

5 名前:☆唯☆:2006/3/24 22:55:23.
その写真立てには、店長とA人の子供が写っていた。
店長には、家庭があった。不倫はしない。それが私の中のルールの@つだった。子供たちと一緒に写る店長は、私たちには見せた事のないくらいの最高の笑顔をしていた。
その写真の中の店長の笑顔を見るたびに嫉妬に似た、色々な気持ちが混ざった複雑な気持ちが私を襲った。
その写真が、私は大嫌いだった。

6 名前:☆唯☆:2006/3/25 3:33:56.
ある日、いつも通りバイトへ行くとバイトの人たちがケンカをしていた。
理由は解らないが、@人は殴られたのか唇がパックリと割れ血が出ている。お互いに胸倉をつかみ合い、いますぐなでも殴り合いが始まりそうなピリピリした空気が流れていた。
私は、A人の肩を触りながら止めるように促すが、
場に変わりはない。
そんな時、店長が大きな紙袋に沢山のイチゴをもって勝手口から入ってきた。
そして、私たちを見て何も言わずに冷蔵庫にイチゴをなおしていく。
そして店長はA人の側に行き、細長く固めた紙袋でA人の頭を勢いよく叩いた。

7 名前:☆唯☆:2006/3/25 3:47:57.
その日、A人はホールとキッチンに分けられ、普段は店長と一緒にキッチンだった私はホールに出ることになった。店長との時間を取られ私はA人に半分、八つ当たりのような態度をとってしまった。3日間、仕事を休む事になったA人の代わりに、本当は休みだった私が入ることになった。
その日、仕事が終わって帰ろうとすると店長に呼ばれ私は、控室に行った。
すると、そこには満面の笑みを浮かべた店長とイチゴが沢山乗ったケーキが置いてあった。
『誕生日おめでとう。
 唯ちゃん。』
その言葉で、私は今日で自分が17歳になる事を思い出した。

8 名前:☆唯☆:2006/3/25 8:36:35.
私は切られていないケーキに、そのままフォークを刺し、店長の手づくりケーキを頬張っていた。
私が幸せな気持ちに浸っていると、店長から小さな紙袋を貰った。口の回りのクリームを拭ってから、袋を開けてみると、中には可愛いフルーツ模様の小さなマグカップが入っていた。
『可愛いぃ』素直に出た言葉だった。私は、それを店で休憩時間に使うことにした。店長に車で家まで送ってもらい、お礼を言って別れた。また、今日が終わった。

9 名前:☆唯☆:2006/3/25 12:5:26.
今日は仕事が休みの日だった。と言うより急に休みになったのだ。
店長の家族が急に田舎から遊びに来ることになったらしい。久々の休みに特に何かするわけでも無く、ただ@人、無駄に時間を過ごしていた。しばらくして、TVのリモコンの電池が切れてる事に気付き買いに行く為にダラダラと着替える。いつも通り安くまとめ買いする為、私は大型の電気機器量販店へと向かった。
買いはしないがカメラのコーナーやゲームのコーナーも見て回った。
『パパ、僕これ買うて!!』『私、これ欲しい。』
とキッズコーナーから色んな子供の声が聞こえる。

10 名前:☆唯☆:2006/3/25 12:17:26.
時に気にすることなく、歩いていたが、私の身体は一瞬で硬直してしまった。
何んで!?何でなん!?
私の目の前には、店に飾ってあった写真よりは少し大きくなった、子供たちと楽しそうに歩く店長の姿があった。別に付き合ってるわけじゃない。親子で買い物も不思議じゃない。でも、大嫌いだった写真で何度も見た光景が目の前にある。私は、自分でも理解できない、溢れ出る涙を止める事が出来なかった。

11 名前:☆唯☆:2006/3/25 16:11:15.
何もしたくない、考えたくない。
結局、何も買わないまま家に帰り、そのままベットに伏せた。朝、起きて昨日の事は夢か勘違いなんじゃないか…。自分自身に問い掛けてみても、赤く腫れぼったい瞼が真実だと告げる。

12 名前:☆唯☆:2006/3/26 18:11:6.
腫れた瞼を化粧で隠し、いつも通りバイトに行く。
休もうかと考えたが、まだバイトのA人は休みのままだった。私が休むと店が回らなくなる。それに、私の勝手な感情で店長に迷惑をかけたくなかった。
店長と、あまり顔を合わせていたくない。店が忙しくなる事を祈る。でも、そんな時に限って、いつも以上に暇だった。タバコを、いつもの何倍も吸っていたように思う。そして、新しくタバコに火を点けようとした時に
『昨日、子供たちと買い物にいったんやけど、唯ちゃんにそっくりな子を見たわ』

13 名前:名無しさん:2006/4/3 8:23:50

14 名前:名無しさん:2006/4/16 21:56:32
☆ 

15 名前:名無しさん:2006/4/22 9:7:39.
早く続きが読みたいです(∋_∈)

16 名前:名無しさん:2006/5/13 0:29:31
|Д´)/~~

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